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16.外反母趾 防止と改善その3

「外反母趾に対するタオルギャザー運動の適応とアプローチ」その

2回に渡ってお送りした「外反母趾に対するタオルギャザー運動の適応とアプローチ」ですが、3回目の今回が最後となります。

前回はテーピングによる足部立体構造のリモデリングのお話をさせて頂きましたが、立体構造がリモデリングされれば、母趾趾腹が垂直に床面を押す事が出来る事を確認後、いよいよタオルギャザー運動を開始します。

しかしちょっと待ってください!

タオルギャザー運動時には、下の写真の様な代償運動に注意が必要です。代償による運動では本来のタオルギャザー運動の効果が得られないばかりか、ともすれば外反母趾を悪化させてしまう場合もあるのです。代償をしっかりと理解してから運動を開始してください。

※タオルギャザー運動中に痛み等が発生したら直ちに運動を中止してください

どうしても、代償運動が生じてしまう場合は、下記の様に雑誌などを用いて、踵部分を少し高くするとやり易くなります。

3回に渡ってお送りしてきた「外反母趾に対するタオルギャザー運動の適応とアプローチ」ですが、いかがだったでしょうか?

インターネットの発達により、欲しい情報が簡単に手に入る時代になっています。医療情報に関しても同様で、簡単なキーワードを入力し検索すれば、今まで医療関係者しか知り得なかった専門的な知識をも手に入れる事が可能です。

外反母趾に関しても様々な情報が提供され、今回のタオルギャザー運動を例に取ればあたかも外反母趾が治癒するかの様な記述も多く散見されます。しかし実際は適応判断を誤ると逆効果になりかねない危険性をはらんでいます。

情報を受け取る側にもその情報が正しいかどうかの取捨選択能力が求められますが、われわれ医療者側も正しい情報の発信を心掛けたいと思います。

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